新入生ブログ②

 みなさま、こんにちは~!


 応援部WINSチアリーダー3年、須田萌花でございます。

 3年生ですが、なんと新入生!実はこの度三年次編入生として、春から知識情報・図書館学類で学ばせていただいております。編入の経緯、大学での勉強内容、卒業論文のテーマなど、お話ししだすとキリがありませんが…今回は新入生共通のテーマ、「入部のきっかけと半年活動してみての感想」について書いていきます!


私がWINSを知ったのは、入学式での歓迎パフォーマンスでした。

よく晴れたその日、関東は本当に入学にあわせて桜が咲くのかと驚きつつ、私たち新入生はサークル勧誘のビラ配りを通り抜けて本学の広場へ移動しました。人の多さと大学敷地の広さに圧倒されたのをよく覚えています。

 そしてその後の、特設ステージにて最前列で浴びた、あの力いっぱいの応援!青空を背に爽やかに踊る、揃いのチアユニフォーム!かわいい!かっこいい!すごい!!すきー!!!

両手にビラを握りながら、サークル決めた?の問いに「うーん合唱続けようか悩むな」なんて答えながら、私の頭の中からはWINSがずーっと離れませんでした。色々な新歓を回り、多くのパフォーマンスを見て…やっぱり最後には、WINSの門を叩いていました。


とはいえ6年合唱部、体力・経験・センスなしの人間には、わかっちゃいたけど大変でした。それはもう絶望的に。

これはやっていくうちにわかったことなのですが、恐らく私、動きの視覚的インプットが苦手なんです。というかほとんど未経験。勉強や読書をするうえでは文字を自分のペースで追えばよかったし、楽譜だってそれ自体が動くわけではないですから、人の動作を情報として処理・記憶することに脳が慣れていないんだと思います。

加えて体を動かすことにも慣れていません。極力派手な動きを避けていたツケが回り、図体ばかり昔からでかいくせして、自分の手足を意識して動かすことに無頓着だった。身体的感覚は言語化が難しいですが、普段から‘自身の身体を使っている’人と比べて、脳から節々への信号伝達が遅いみたいな。考えている動きとやっている動きに差があるんです。

 ではそれによって何が起こるのか?

『振り付けを真似する、覚える、繋げて踊る』がうまく出来ないのです。

赤組、「なんで入った」はやめてください。白組、石を投げないでください。


 同い年である先輩方が頭を抱える要領の悪さに持ち前のうっかりも加わり、驚くほど上達の遅い新入生(3年)(あと数か月で引退)という、情けなさすぎる後輩が出来上がりました。皆さんいつも本当にありがとうございます。桃組、人を叩くのはやめましょう。


 四苦八苦しながら、それでも諦めずに続けられたのは、先輩方が私のことをよく見て根気強く指導してくれたことが大きいです。絶対に期待にこたえなければ、という思いで、去年より熱く感じる夏を乗り切りました。

 練習ではとにかく苦手な動きを繰り返すこと、映像は見るだけでなく必ず一緒に踊ること、耳で覚える方が得意なため「右、左、いちに、いちに…」と声に出して練習することなど、自分なりのやり方を模索する毎日です。間違えてもかけ声は大きく出すようにして、できることから一歩一歩進んできました。


その甲斐あってか、継続は力なりと言います通り、私も少しずつ、少しずつ上達し、一番苦しんでいた時期よりは自信を持って踊れるようになってきました。

 いくつかの本番を経験し、汗でメイクをヨレヨレにしながら練習に励み、バカきつい夏合宿を乗り越え、自分の中で段々チアが “振りをなぞること” から “誰かの背を押すこと” に代わってきたのを、この間ふいに実感したのです。WINSの理念を心から理解できるようになったことで、やっと正式にWINSの一員になれたような気がして、それがとてもとても嬉しい。これが半年続けてみての感想になります。


ちょっと長くなってしまいましたが、ここまでお読みいただきありがとうございました!


先日の雙峰祭では多くの方にご来場いただきまして、大変喜ばしい限りです。個人的には良かったことも悔しかったこともありましたが、全部をひっくるめて全力で踊りきれたステージでした。

いかがだったでしょうか?私たちのパフォーマンスは、みなさまの心に残ったでしょうか。少しでも気持ちを前向きにすることが、背中を押すことができたでしょうか?

もしそうであったら、こんなにうれしいことはありません。

 

余談ですが、現在この原稿を推敲している私は絶賛インフルエンザに悩まされています。元々体が強くなく、だからこそしっかり対策はしていたつもりでしたが、甘かったようです。

本番に支障が無いよう、体調管理を徹底していかなければならないですね。

本格的に寒くなってまいりましたので、みなさまもくれぐれもお体ご自愛下さい。


それでは次のステージでお会いしましょう!

明日も元気に、GO!!FIGHT!!WIN!!


コメント