1年生を振り返って⑧

 みなさん、こんにちは!!!今回のWINSにっきを担当する、チアリーダー部2年の辻村優衣と申します。現在は、障害科学類で社会福祉学を専攻しております。1学年何千人といるうちたったの40人弱しか在籍していない障害科学類ですが、WINSの2年生には私含め3人もいます。さらに、私たちも忘れがちですがクラスまで一緒です。奇跡ですね✨

 さて、早速ですが私がWINSに入部した理由は、「チアがもう一度したかったから」これに尽きます。実は小学校1年生から中学校1年生までの7年間、チアダンスをしていました。部活が忙しくなったのをきっかけにやめてしまいましたが、チアをしていない間も「また機会があればやりたいな」となんとなく思っていました。

 「筑波に行く!!」と決心した高校1年生の時、筑波大学にチアができるサークルがあるのを見つけました。そうです、これがWINSだったのです。当時はWINSが3部体制で構成されているのがわからなくて、「応援部?チアリーダー部?どっち??」と不思議に思っていました。それ以降、「絶対に筑波でチアをする」というのを1つのモチベーションにして勉強を頑張り、無事合格することができました。初めてユニフォームを着たときは、「やっとチアができる!しかも筑波で!」と感動したのを覚えています。

 そんな私ですが、チアリーディングに関しては全くの初心者でした。FROGGIESではダンスもしますが、「スタンツ」と呼ばれる人を乗せたり飛ばしたりする技もやっています。昔やっていたのはダンスのみだったし、アクロバティックなことは到底できない運動音痴なので、スタンツをやることだけが気がかりで、初めは100%WINSに入りたいとは正直思っていませんでした。でも、体験会に参加して久しぶりに踊ると本当に楽しくて、やっぱりチアが好きなんだなあと感じました。それでも入部締め切りギリギリまで悩みました。「スタンツできるかな」という不安と、「チアがもう一回やりたい」という気持ちが葛藤した結果、「チアをしたい」という気持ちが勝ちました。今思えばあの時の選択は間違ってなかったです。

 いよいよ、正式にWINS部員としての活動がスタートしました。一応経験者だったため、順調なWINS1年目を歩めるかと思っていましたがそんなことはなく、いろんな壁に直面しました。最初に直面したのは、昔やっていたチアとの違いです。チアには「モーション」「キック」「ジャンプ」と呼ばれる基本的な動きがあります。形や動き方は同じなのですが、細かい部分が団体によって異なるようで、腕の角度や開き具合、キレのつけ方など、7年間の癖がなかなか抜けずもどかしい思いをしました。そして次に直面したのは、入部の唯一の懸念点だったスタンツです。私はチア同期4人の中で一番背が低かったので、トップという人の上に乗ったり飛ばされたりするポジションになりました。心配性でビビりで高所恐怖症(多分)なので、成長スピードはすごく遅かったです。一方同じポジションのさつきは、新しい技にも物怖じせずどんどんチャレンジして成功させていました。そんなさつきを見て何回羨ましいと思ったかわかりません。「私トップ適性ないんだろうなあ」と思うこともしばしばありました。最後に直面したのは、覚えなければならない踊りの多さです。1曲ずつであれば比較的スムーズに振付は頭に入っていましたが、まだ完全に理解しきれていない状態で次の曲の振り入れに入っていたので、頭がパンクしていました。また、応援ならではの曲もあるので曲名と振付が一致せず、曲名を言われてもとっさに踊れたのはごく一部でした。経験者というのもあって「完璧でなきゃいけない」「できて当たり前」と自分で自分にプレッシャーをかけてしまっていたのかもしれません。そんな自分への期待がある一方で、ぜんぜん覚えられないダメダメな自分にショックを受け、「やめたい」とは思わなかったけど「チア楽しくないかもー」とか思っちゃってました。

 でも、今こうしてWINS部員としていられるのは先輩方や同期がいてくれたからです。先輩方はいつも明るくてポジティブで、振付でわからないことがあれば丁寧に教えてくれるし、スタンツがうまくいかないときでも「大丈夫!!できる!!!」と前向きに声をかけてくれました。同期も個性の強くて、話が尽きないぐらいおしゃべりで元気な人たちです。そんな絶対に後ろ向きな姿勢が見えない人たちが周りにいてくれたから、自分がくじけそうなときもなんとか前を向いて頑張ってこられました。心の底からWINSに入部してよかったなあと思います。そして自分も周りを明るく、励ませるようなそんな存在になれたらいいなと思っています。

 もう引退するのかレベルで長く綴ってしまいました。ですが、2年生のにっきもこれで最後ですので、あともう少しだけお付き合いください。これから先は、私のWINS人生の思い出の大半を占める時間になると思います。来年1月をもって先輩方は引退し、いよいよ私たちが幹部として引っ張っていきます。正直幹部として活動できる自信はないし、どうにかして先輩たちを引き留める方法はないかと考える時があります。そうは言っても、刻一刻と幹部のバトンを受け取らなければならない日が近づいています。1年生の時と同じように、様々な壁に直面しながらもなんとか進んでいく予感がしています。そして、最後の桐華祭の時には「楽しかった!!」と泣きながら笑顔で引退出来たら嬉しいです。まだまだ未熟なところだらけですが、「この学年ならWINSを任せられる」と思ってもらえるよう私たちは努力していきますので、今後とも応援していただけたら幸いです。

 拙い文章に最後までお付き合いいただき、ありがとうございました🙂‍↕️次回からはいよいよ新入生のにっきが始まります!お楽しみに📣


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