1年生を振り返って⑤
WINS にっきをご覧いただき、ありがとうございます!
アンサンブルバンド部2年、ピッコロ担当 (今年からスネアも始めました) 北島美羽です。
文字数にとらわれることなく自由に文章を書くことは好きなので、楽しんで書いていきた
いと思います。
まず私が WINS に入部しようと思った一番のきっかけは、ステージ上の先輩方のキラキラ
した笑顔に惹かれたことです。 澄み切った青空の下、 前から後ろの方まで、 ステージに立っ
ている人全員が余すことなくキラキラして見えたのは初めての経験でした。こんなに青空
が似合う団体はいないだろうと瞬時に思ったことを今でも覚えています。この中に私も混
ざりたいと思い、 すぐにインスタをフォローし体験会にも応募しました。 体験会では、 私が
ステージを見て感じたかっこよさだけではなく、先輩方がにこにこして話しかけてくださ
る場の雰囲気や居心地の良さにも惹かれ、WINS に入ること前提で 3 回行われていた体験
会のすべてに参加しました。 入部して初期の頃は、 久しぶりに楽器を吹くことの楽しさより、
ステージで見た先輩方の隣で演奏できている嬉しさの方が強かったことを覚えています。
しかしそれからの練習は、 正直つらいと感じたことの方が多かったです。 私は中学時代に吹
奏楽部で2年間ほどフルートを吹いていましたが、高校は別の部活に所属していたことも
あり、 楽器を吹くことに対する自信がありませんでした。 最初のころはピッチを合わせるこ
とができず(現在も苦戦中です) 、自分が思っている音を出せない悔しさを常に感じながら
練習していました。 中学時代に所属していた吹奏楽部とは違って人数が少なく、 自分の音が
周りとずれていることが明らかなのに修正できないもどかしさを感じてばかりいました。
入部してすぐにやどかり祭が控えていたため、このままの音でステージに立ってもいいの
かという焦りもあったと思います。 また、 華やかな音が魅力的な金管楽器と同じメロディー
を吹くことがほとんどであるため、自分の必要性の無さを感じることも多々ありました。 体
育会応援に参加させていただいたときも、自分の音が届いている感覚が少なく不安でいっ
ぱいでした。 辞めたいと思ったことは一度もありませんが、 練習に行きたくないなという思
いが頭をよぎることもありました。
しかし、今年に入ってスネアをたたく機会をいただくようになってから、自分が WINS に
貢献できていると思えるようになった気がします。未経験で始めたため最初は苦戦しまし
たが、 現在はとても楽しく自信をもってたたけるようになりました。 スネアをたたいている
時の演奏を客観的に聞くと、 自分の音が大きく聞こえるので、 WINS に貢献できている気が
してとてもうれしいです (笑)。 現在はピッコロとスネアを半々くらいで担当していますが、
スネアで得た経験があるからなのか、単純に1年ピッコロを練習したからなのかは分かり
ませんが、 ピッコロを吹くときも自信をもって吹けることが多くなったように思います。 昨
年の私からするとそれだけでも大きな成長ですが、まだまだ選手や観客の方にまで届くよ
うな力強い音とは程遠いです。1年練習してほぼすべての曲を吹けるようになった今が一
番成長できるチャンスだと思うので、これからも気を抜かず練習に取り組んでいきたいで
す。
最後に、冒頭でも述べましたが、私が思う WINS の一番の魅力は見ている人を元気にさせ
る笑顔です。 音を届かせることに意識が持っていかれてしまいますが、 私自身が楽しんで、
にこにこ笑顔でパフォーマンスすることは絶対に忘れてはいけないと感じています。いつ
かは私が、入部前にステージからもらったような感動を与える側になりたいです。
ここまで私の拙い文章を読んでくださった方、ありがとうございます。
ぜひ WINS のパフォーマンスも見に来てください!
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