1年生を振り返って③

初めまして!リーダー部2年、そしてWINSの“ピンク髪担当”として日々声を張り上げています、井上聖琉です😌

こうしてこの日記を開いてくださったことに、まずは心からの感謝を伝えたいと思います。偶然にせよ必然にせよ、誰かの目に自分の言葉が触れることは、小さな奇跡のように感じられるからです。その一手間に心から感謝します☺️


私はおそらく、WINSの中でも少し異色な経歴を持つ部員です。日本で生まれ、小学校はアメリカ、中学校は日本、高校はアメリカ、そして大学は日本。振り返れば、自分の歩みは一つの国に根を張るのではなく、いくつもの土地に枝葉を伸ばしてきた樹のようだと思います。


今回はそんな自分が、なぜWINSに入ったのかを少し振り返っていきます!


アメリカの高校を一学年飛び級して卒業し、高三の時に日本へ帰国しました。そのときに心に決めたのは、
 
「せっかく日本の大学に進学するのだから、日本の大学生らしいことを絶対にしよう!」 ということ。


そこから筑波大学に入学し、いくつかのサークルを体験してみようと新歓期間を駆け回りました。毎日2つずつサークル見学や体験に参加し、2週間ほどは自炊を一切せず、新歓で奢っていただけるご飯だけで生きていたほどです(笑)。


そんな中で学類の新歓で出会った現在主将の夏生さんの影響もあり、WINSの新歓にも参加しました。実際に前に立って腕を振ってみると「これは楽しい!」と思えたのですが、男子は少なく、女子特有のノリが強い雰囲気に気おくれしたのも正直なところです。「この環境に自分は馴染めるだろうか」と迷いもありました。


登山、野外活動、国際系サークル……興味は尽きずに迷っているうちに、新緑の季節が訪れ、ほとんどのサークルが締め切りを迎えます。焦燥感に駆られて「応援部……どうしようかな」と思い悩んでいたそのとき、学類の同期でチアの体験会に来ていた子に連絡を取ると、


「もう入部希望出したよ!え、逆にまだなの?」


と勢いよく返されました。なぜか負けん気に火がついてしまい(笑)、その2秒後にはWINS公式LINEに入部宣言を送っていました。


勢いで入部を決めたものの、そこからは苦労の連続でした。先輩方は当然ながら上手く、さらにリーダー部に唯一入ってきた同期は高校から応援団をやっている大ベテラン。動きを自分のものにするのも早く、常に彼の背中を追いかけるばかりでした。


最初はWINS独特の雰囲気になじむのも難しく、先輩方ともなかなか距離を縮められませんでした。掛け持ちしていたサークルやバイトの忙しさも重なり、正直「やめようかな」と思ったことは一度や二度ではありません。

それでも踏みとどまれたのは、体育会応援の楽しさに心を揺さぶられたからです。


アメフトやラクロスの試合で応援するたびに「選手と心をひとつにして戦っている」という感覚を味わえました。中高時代に吹奏楽・陸上・クロスカントリー・合唱など、さまざまな部活動で応援される立場だったからこそ、その喜びを誰よりも実感できたのだと思います。


2年生になった今でも、その感覚は自分の中で大切にしています。応援を続けてきたおかげで先輩方と話す機会も増え、同期とも積極的に交流できるようになりました。


もちろん、今でも活動の中で悩むことは多く、すべてが順調にいっているわけではありません。


応援部での活動は、まるで出口の見えないトンネルを進むようなものです。迷い、立ち止まり、光を見失うこともあります。それでも、心の奥に灯る小さな炎を道標に、何度でも歩き出せる自分でありたい。


何度でも立ち上がり歩んでいく―それが自分にとってのWINSでの挑戦です。


茨の道ではありますが、頑張って腕を振りながら今日も声を張り上げています。


こんな真面目なことを長々と語るのは少し照れくさいのですが(笑)、拙いながらも、ここまで読んでくださったことに深く感謝いたします。

このあとには、さらに個性的で明るい同期が日記を綴ってくれるはずです。きっと自分よりも読みやすく楽しい内容になるので、どうぞお楽しみに!😁


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